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サングラス:よくある質問(FAQ)

目を保護しながらサングラスをかけている女性

太陽光が特に気にならなくてもサングラスが必要?

はい、必要です。太陽は目にダメージを与える有害な紫外線(UV)を放射しています。紫外線は雲も透過するので、曇りの日でも目にダメージを与えます。

紫外線とは?

紫外線(UV) とは、目に見えない高エネルギーの光線のことで、紫外線の主な発生源は太陽光です。

紫外線は、UVA、UVB、そしてUVCの3種類に分けられます。

  • UVAは波長が長く、ガラスを透過しやすいため、専門家の間でも果たしてUVAが目を損傷するかについては意見が分かれています。

  • UVBは3種類の中で最も危険な光線で、サングラスや日焼け止めが必須です。ガラスは透過しません。

  • UVCは大気によって遮断されるため、地球の表面まで到達しません。

紫外線が目に影響を与える時間帯は?

太陽光は午前10時から午後2時まで最も強くなりますが、紫外線が目に害を与えるのはこの時間帯のみではありません。

グレア(まぶしさ)や反射も目に害を与えるため、周囲に雪や水、砂がある場合や運転中もサングラスが必要です(グレアは運転時、車のフロントガラスなどで問題になります)。

UVライトや日焼けマシンなども紫外線による目の損傷リスクを高めます。

紫外線による損傷リスクが特に高くなる疾患はありますか?

あります。白内障がある人(および 白内障手術を受けた人)や), 黄斑変性症 または網膜ジストロフィーに罹っている人は特に注意が必要です。

紫外線による目の損傷を防ぐには、どんな方法がある?

紫外線100%カットのサングラスは、太陽光から目を保護するのに最適な方法です。

コンタクトレンズにも紫外線対策機能があるものがありますが、眼球全体をカバーする訳ではないので、やはりサングラスが必要になります。

また、フレームの周囲から有害な紫外線が差し込まないよう ラップアラウンドサングラス を検討してみるという選択肢もあります。

サングラスレンズの種類は?

サングラスには多種多様なレンズがあるので、眼鏡店 にどの サングラスが良いか相談してみましょう。レンズの色によっては、特定の状況下で通常より良く見えるようになるものもあります。眼鏡店に、あなたのニーズに合った最適なレンズを選んでもらいましょう。

偏光レンズ 偏光レンズを使った サングラスは、 平面から反射する明るい光からのグレア(まぶしさ)を軽減して、物がより見えやすくなります。 

反射防止コート。 反射防止コートを レンズの裏面に施したサングラスは、 レンズ裏面からの反射光を防いで、グレア(まぶしさ)を軽減します。

ミラーコートが施されたレンズ は目に入る光の量を制限して、より快適にします。

ミラーコート(フラッシュコートとも呼ばれる)は、サングラスレンズの表面に高反射のコートを施したもので、目に入る光の量を減らすことができます。これによって、晴れた日のスキーなど、非常に明るいコンディションでのアクティビティに特に向いています。

グラデーションカラーレンズ は上から下に向かって着色されているため、レンズの上部が最も濃い色になります。これらのレンズは、頭上から射している太陽光から目をカバーし、レンズの下半分からより多くの光を透過してダッシュボードをはっきり見やすくするため、運転に適しています。

ダブルグラデーション とは、レンズの上下部分が暗く、中央部が薄い色合いになっているグラデーションレンズを指します。ダブルグラデーションレンズは、視界が暗くなりすぎないのが特徴です。明るい頭上からの太陽光や、砂や水など足元からの反射光から目をカバーできるサングラスをお探しの方に最適です。

調光レンズ(フォトクロミック) は紫外線の量に応じてレンズの色の濃さを自動調整します。調光レンズについての 詳細はこちらをご覧ください。

多焦点サングラス 40歳を過ぎたら 老眼が気になる?大丈夫です。ほぼすべてのタイプのサングラスが 累進焦点レンズや二重焦点レンズ、三重焦点レンズに対応しています。

赤外線を心配する必要は?

赤外線(IR)は、可視光スペクトルの赤色部分を過ぎたところに位置しています。赤外線は熱を発生させますが(レストランで食品を温めるのに使われる「ヒートランプ」は赤外線放射です)、専門家のほとんどは、太陽の赤外線は目に危険をもたらさないという意見で一致しています。

サングラスとしてベストのレンズカラーは?

レンズの色 は個人的な好みの問題であり、サングラスのレンズが紫外線から目を保護する能力には影響しません。グレーとブラウンのレンズは色覚の歪みが最も少ないため、人気があります。

アスリートは、コントラストを高める特性を持つ色合いを好んで使います。例えば、黄色のレンズは、低照度の環境でもよく見え、かすみを減らしコントラストを高めてより鮮明に見えるようになるため、スキーヤーやターゲットシューターに人気があります。

耐衝撃性レンズは必要?

快適性と安全性のために、耐衝撃性能と耐傷性能を兼ね備えたサングラスレンズを選びましょう。 ポリカーボネートレンズ は通常、ガラスやその他の素材を使ったレンズよりも軽量で、耐衝撃性能が非常に高いため、サングラスのレンズ素材として最も向いています。

サングラスのレンズが暗い方が、明るいレンズよりも紫外線カット効果が高い?

より色の濃いサングラスの方が、色が薄いレンズに比べて透過する可視光の量は減りますが、必ずしも紫外線カット効果が高い訳ではありません。太陽光からの保護効果を十分得るには、レンズの色や濃さよりも、紫外線カット効果100%のサングラスを選びましょう。

子供にサングラスは必要?

子供用サングラス は必須です。子供は大人よりも太陽光を浴びることが多く、目もより敏感なため、特に紫外線からのリスクに晒されています。紫外線によるダメージは生涯にわたって累積します。つまり、できるだけ早く子供の目を保護し始めることが重要です。

すでにメガネを使っている 場合はどうすればいいですか?

視力矯正用にメガネを 使っている場合は、調光レンズが最適です。必要に応じて、屋外に出た時だけ紫外線カット効果があります。太陽光の下では自動的にレンズの色が濃くなり、紫外線をカットしてくれます。調光レンズ(フォトクロミック)のメガネを使えば、度付きのサングラスを別途用意する必要は無くなります。

特定のスポーツ用サングラスには本当に効果があるのか?

効果があります。 一般的なスポーツ用メガネは レンズやフレームが特殊な素材でできているため、衝撃を受けても割れにくく、通常のサングラスよりも安全でサングラスと保護メガネの両方の利点を得ることができます。

また、色によっては特定のスポーツにおいて視力を高めることができます。例えば、ボールとフェアウェイやグリーン、空とのコントラストを高めるアンバーとブラウン色のレンズは、ゴルファーに人気があります。

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