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強度近視とは?

超高度近視用の3枚重ねのテストグラスの半分

強度近視は比較的重度の近視で、目の健康に重大な合併症を伴う可能性があります。

通常、強度近視を発症する人は小児期初期に近視になり、18〜20歳になるまで(時にはそれ以降も)就学期を通じて毎年少しずつ近視が悪化していきます。

近視は(他の 屈折異常同様)、ジオプター(D)と呼ばれる単位で測定されます。強度近視という用語は、-5.00~-6.00D以上の近視を表すのに一般的に使用され、未矯正 視力 が20/400(0.05)かそれ以下を意味します。

ほとんどの場合、強度近視の発症には遺伝が関与しています。両親共にかなりの近視であれば、その子供も強度近視になるリスクが高くなります。

通常、強度近視自体は視力喪失の原因にはなりません。しかし、強度近視の人はこれ以外に、以下のような視力を脅かす眼疾患を発症するリスクが高くなります。

このことから、強度近視がある人は定期的に 眼科検診 を受けて、眼科医に目の健康状態を確認してもらい、上記疾患の兆候や強度近視にありがちな合併症がないか調べてもらう必要があります。

また、お子さんが近視で、年々悪化している場合も、近視の進行を抑制する 近視進行抑制 術について眼科医に相談するようお勧めします。

選択肢としては、 角膜矯正治療(オルソケラトロジー)があります。この治療法には、睡眠中の夜間装用するために特別にデザインされた酸素透過性コンタクトレンズを使用します。レンズが一晩かけて角膜の形状を変えるため、翌日の日中は視力矯正レンズを使わずにクリアな視界を実現します。

「オルソK」の視力矯正効果は一時的なものですが(日中はレンズ無しで、クリアな視界を保つため、レンズは夜間に使用します。)、これによって近視の進行を遅らせることが可能なことが示されています。

強度近視予防の詳細については、お近くの眼科医に連絡して、お子さんの眼科検診の 予約をしてください。

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