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瞳孔不同:瞳孔の大きさが不均等になる原因は何でしょうか?

鏡であなたの目を注意深く見てください。片方の瞳孔がもう片方の瞳孔よりも 著しく大きく見えるか、 または小さく見えますか? そのように見える場合は、瞳孔不同かもしれません。

瞳孔不同とは何でしょうか?

瞳孔不同とはあなたの瞳孔の大きさが不均等になることを意味します。片方の瞳孔が通常よりも大きい場合や小さい場合があり、その結果、瞳孔の大きさが不均等になるのです。両方の瞳孔が、光に正常に反応する場合と反応しない場合があります。

大半の場合、瞳孔不同は良性であり、心配する必要はありません。しかし、瞳孔の大きさが突然不均等になった場合、このあまり見られない種類の瞳孔不同は、重篤疾患の症状の可能性があります。

瞳孔不同の種類と原因 

瞳孔不同には主に4つの種類があります。

  1. 単純瞳孔不同

  2. 病的瞳孔不同

  3. 機械的瞳孔不同

  4. 薬理学的瞳孔不同

単純瞳孔不同

単純瞳孔不同は、本質的瞳孔不同生理的瞳孔不同とも呼ばれ、 最もよく見られる種類の瞳孔不同です。患者の約20%に影響を与える 良性(無害)の状態です。

単純瞳孔不同では、瞳孔の大きさの違いは通常1ミリメートル(mm)以下であり、通常は両方の瞳孔が光に反応します。単純瞳孔不同の存在は、性別、年齢、目の色の影響を受けないようです。

単純瞳孔不同の正確な原因は不明です。断続性または持続性の場合があり、自然に消退することもあります。 

 

病的瞳孔不同

病的瞳孔不同は、基礎疾患によって瞳孔の大きさが不均等になります。例として

虹彩炎があります。

虹彩炎は ぶどう膜炎 (目の炎症性疾患)の一種です。急性虹彩炎の特徴として、目の赤みと痛み、羞明、前房の炎症細胞、および影響を受けた瞳孔の収縮(瞳孔不同を引き起こす)があります。

虹彩炎には、目の感染症、炎症性の基礎疾患、外傷など多くの原因があります。アイケア・プロ(眼科関係、眼鏡事業従事者、コンタクトレンズ事業従事者、眼科眼鏡機器事業従事者など)は、根本的な原因を特定して管理しながら虹彩炎の症状を治療することができます。 

場合によっては、虹彩炎による瞳孔不同は虹彩炎の治療が成功した後も残ることがあります。

ホルネル症候群

兆候や症状は人によって異なりますが、大半のホルネル症候群患者には次の3つの兆候があります: 

  • 眼瞼下垂(垂れ下がったまぶた)

  • 縮瞳(片方の瞳孔の収縮による瞳孔不同)

  • 顔面の無汗症(罹患した目の周りの発汗喪失)

ホルネル症候群は、照明を暗くした場合の瞳孔拡張速度によって、単純瞳孔不同と区別することもできます。通常の瞳孔(大きさがわずかに異なる通常の瞳孔を含む)は、室内の照明が暗くなってから5秒以内に拡張します。ホルネル症候群に罹患した瞳孔は、通常、薄暗い照明や暗い室内では拡張するのに10〜20秒かかります。

ホルネル症候群は通常、脳卒中、腫瘍、脊髄損傷などの基礎疾患が原因となって発症します。しかし、症例によっては、原因が見つからないこともあります。

アディー瞳孔

アディー瞳孔は、瞳孔を収縮させる目の筋肉を制御する神経線維の損傷によって引き起こされる瞳孔散大です。罹患した瞳孔は光にもあまり反応しません。アディー瞳孔 主に20〜40歳の女性に発症し、 80%の症例で片目だけが罹患します。大半の症例で、アディー瞳孔の原因は不明です。

第3神経麻痺

第3脳神経は動眼神経とも呼ばれ、目とまぶたの動きを制御するいくつかの筋肉を制御し、瞳孔の大きさを制御する筋肉にも影響を与えます。動眼神経のまひ(麻痺)に罹患した目は、瞳孔が拡張するため 瞳孔不同となります。 

第3神経麻痺によって、瞳孔不同に加えて、眼瞼下垂(垂れ下がったまぶた)、罹患した目の「上下」のずれ、および調節(近くの物体に焦点を合わせる能力)の喪失を引き起こすことがよくあります。

第3神経麻痺の原因には、動脈瘤、腫瘍、または脳出血による神経圧迫が含まれます。小児の動眼神経麻痺の原因には、片頭痛や髄膜炎など重度の感染症が含まれます。 

あなたやあなたのご家族に第3神経麻痺の症状が見られたら、直ちに医師の診察を受けてください。

機械的瞳孔不同

機械的瞳孔不同は、虹彩または その支持構造への損傷によって、 瞳孔の大きさが不均等になります。この種の瞳孔不同の原因には、眼の外傷、眼科手術の合併症 (白内障手術の)、閉塞隅角緑内障を含む)、および虹彩炎やぶどう膜炎などの炎症性疾患が含まれます。 

虹彩の構造の先天性異常も、機械的瞳孔不同の原因と見なすことができます。例として

  • 無虹彩(片目の虹彩の完全または部分的な欠如)

  • コロボーマ(出生時に存在する虹彩の隙間であり、瞳孔に明確な「鍵穴」または「猫の目」のような外観になる)

  • 異所性瞳孔(瞳孔の変位と水晶体脱臼を引き起こす遺伝性疾患)

目の中の腫瘍も機械的瞳孔不同を引き起こす可能性があります。 

薬理学的瞳孔不同

この場合は、薬の副作用として瞳孔の大きさが不均等になります。

薬理学的瞳孔不同の潜在的な原因として特定されている薬剤が、 うつ病の治療に使用される選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。

乗り物酔いや吐き気の治療に化学療法として使用される経皮スコポラミンパッチも、瞳孔不同を引き起こす可能性があることが分かっています。 

特定の 緑内障点眼薬を、 特に片方の目の緑内障治療に使用する場合も、瞳孔不同を引き起こす可能性があります。特定されている例には、 瞳孔を小さくすることができるピロカルピン、および瞳孔を大きくすることができるブリモニジンおよびアプラクロニジンが含まれます。   

瞳孔不同の対処方法

瞳孔の大きさが不均等になっていることに気付いたら、特に次のいずれかがある場合は、すぐにアイケア・プロに相談してください。

  • 眼瞼下垂(垂れ下がったまぶた)

  • 複視

  • 視力喪失

  • 頭痛または頸部痛

  • 眼痛

  • 最近の頭や目の傷害

瞳孔不同が軽度で、アイケア・プロが行う検査に瞳孔が正常に反応する場合は、心配する必要はありません。しかし、すべてが順調であると考える前に、不均等な瞳孔を診察してもらう必要があります。

瞳孔不同があり、片方の瞳孔がもう片方の瞳孔よりも大きい場合は、調光レンズについてアイケア・プロにお尋ねくださいこの眼鏡レンズは、日光(紫外線)の下では自動的に暗くなるため、光に対する過敏症(羞明)の症状があれば低減します。

調光レンズはまた、特に光に正常に反応せず 瞳孔が大きい目を 有害な紫外線や 高エネルギーのブルーライトから保護します。

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