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近視矯正の選択肢は?

近視矯正には治療法があります

近視によるかすみ目を、効果的に矯正する選択肢は いくつか あります。その中でも主なのが、矯正レンズと屈折矯正手術です。

まず、近視に関するいくつかの基本的事実について確認しましょう。近視とは一般的な 屈折異常 で、遠くがぼやけて見えることが特徴です。通常、近くを見るための近見視力は影響を受けません。

近視は、小児期に眼軸長が長くなりすぎることが原因で起こります。このため目に入った光が焦点を合わせるのが早すぎ、  網膜 上ではなく、網膜の手前で焦点を結んでしまいます。この焦点のズレが、遠くがぼやけて見える原因となっています。

近視矯正の選択肢としては、以下のようなものがあります。

  • メガネ

  • コンタクトレンズ

  • 角膜矯正治療(オルソケラトロジー)

  • レーシックなどの視力矯正手術

一般的に、近視は小児期に始まり、高校や大学などの学生時代を経ても進行し続けます。 メガネ と コンタクトレンズ が、近視の度合いが不安定な期間における最善の選択肢です。 

もう1つの選択肢は、 角膜矯正治療 (オルソK)です。これは、目の角膜の形状を変えるために特別設計されたコンタクト レンズを 装用して、軽度から中度の近視を一時的に矯正するものです。オルソKレンズは、夜間の睡眠時のみ装用します。朝レンズを外すと、日中矯正レンズを使わなくても、角膜はクリアな視界に必要な形状を維持することができます。 

また、オルソKは、ある程度 近視進行抑制にも効果があることが分かっています。つまり、数年後オルソK治療を中止したとしても、子供の頃に通常のメガネやコンタクトレンズを装用していた場合よりも、戻ってくる近視の度合いが軽い傾向があります。

近視の選択肢として角膜矯正治療(オルソケラトロジー)を認識していない人も多いですが、日中矯正レンズを装用したくない人やレーシックを受けるには若すぎる人、あるいは他の理由でレーザー視力矯正が向いていない人には、非常に良い選択です。

近視が安定すると(通常18~20歳以降)、 レーシック などの視力矯正手術も、優れた近視矯正の選択肢として検討できます。

あなたやお子さんが近視で、前回の眼科検診から1年以上経過している場合は、今日にでも お近くの眼科医にご相談ください。

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