ホーム瞼裂斑:原因、症状および治療法

瞼裂斑:原因、症状および治療法


  1. 原因
  2. 症状と兆候
  3. 治療

瞼裂斑とは何でしょうか? 

瞼裂斑は、眼球の 結膜 に生じる一種の隆起です。黄色、あるいはごく薄い茶色に変色し、わずかに盛り上がった三角形の形をしています。癌ではありませんが、目が紫外線に曝されすぎた場合には癌になる場合もあります。通常は 角膜の近くの白目部分(強膜) に 形成されます。

瞼裂斑の原因

瞼裂斑の最も一般的な原因は、太陽からの紫外線です。その他のリスク因子としては、頻繁あるいは長期的な粉塵や風への曝露などがあります。ドライアイ も、瞼裂斑形成の原因の1つとされています。

瞼裂斑は、太陽の下で長時間過ごす中高年に多く見られます。しかし、紫外線対策をせずに屋外で長時間過ごす人の場合、年齢に関係なく形成される可能性があります。

瞼裂斑の兆候と症状

瞼裂斑のほとんどには、症状と呼べるものはありません。しかし、目の涙液膜(眼球を覆う涙の膜)が傷つくと、症状が出てくる可能性があります。

瞼裂斑が大きくなると、涙液が眼球全体に広がらなくなってしまうことがあります。これによって、灼熱感やチクチクした感じや痒みなど、ドライアイの症状が出ます。ドライアイになると かすみ目 や目の異物感を感じることもあります。目が赤く充血 するのも、瞼裂斑で現れる症状の1つです。場合によっては、瞼裂斑が腫れて炎症を起こすことがあります。これを瞼裂斑炎と言います。

瞼裂斑は、翼状片と呼ばれる目の腫瘍と混同されることがありますが、それとは異なります。 

瞼裂斑の治療法

瞼裂斑の治療法は、症状の重症度によって異なります。瞼裂斑を発症している場合は、太陽の日差しから目を守ることが非常に大事です。太陽光の 有害な紫外線 が、瞼裂斑のそもそもの原因です。このため、紫外線を浴び続けると、瞼裂斑はさらに悪化してしまいます。

紫外線対策 

外出時には、必ず サングラス を着用することが大切です。紫外線から目を守り、瞼裂斑のリスクを低減する一番の方法です。太陽光の紫外線は雲も透過するため、曇りの日でもサングラスをかける必要があります。

調光レンズ もおすすめです。このレンズは、日光にあたると自動的に色が濃くなり、紫外線を100%カットします。調光レンズはまた、有害な 高エネルギー可視光線(ブルーライト)からも目を保護してくれます。最高の保護効果を得るには、ラップアラウンドフレームのサングラスを選びましょう。このフレームデザインは、通常のフレームよりも太陽光をより多く遮断してくれます。

目の乾燥と刺激の緩和

ドライアイの症状がある軽度の瞼裂斑の場合は、潤滑性のある目薬 が有効です。ドライアイが原因の場合は、ドライアイ治療用の点眼薬が処方されることがあります。

眼科医によっては、強膜コンタクトレンズが処方されることもあります。乾燥の影響を緩和し、紫外線への曝露を可能な限り制限して瞼裂斑が大きくならないようにするのに効果があります。

瞼裂斑が、局部的な炎症や目の腫れを引き起こすこともあります。その場合、ステロイド点眼薬または抗炎症薬で治療可能です。 

瞼裂斑の手術

外科的に瞼裂斑を切除するという方法もあります。大きな不快感を伴っている場合、眼科専門医は手術を勧めるでしょう。瞼裂斑によって、日常活動に支障をきたすような場合も、1つの選択肢として検討すべきでしょう。

眼科を受診するタイミング

瞼裂斑は基本的に、癌ではありません。ただし、隆起の大きさや形、色などに変化があった場合は、できるだけ早く眼科医の診察を受けてください。

アルゴンレーザーによる瞼裂斑光凝固術、1年後の結果、 Cornea、2013年7月。

瞼裂斑と翼状片について知っておくべき6つのこと、アメリカ眼科学会(AAO)、2016年7月。

眼表面疾患に対する強膜コンタクトレンズの治療的使用:患者の選択と特別な配慮事項、 Clinical Optometry、2018年2月。

瞼裂斑と翼状片とは? アメリカ眼科学会(AAO)、2020年10月。

瞼裂斑(目の表面にできる黄色い隆起)、Kellogg Eye Center、2021年4月。

瞼裂斑、アメリカ検眼協会(AOA)、2021年4月。

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